2013/01/09

Green Hornet


2年前ぐらいの映画か、ボクは結構映画には疎い方で、フィービーが映画オタクだから結構色々映画を教えてくれるんだけど、これは年末に何回かテレビで流れてたからなんとなく観た映画。キャスティングも奇抜でかなり期待されてた映画らしい。主役の白人さんはなんとフロムバンクーバー。面白かったけど、印象には残らない感じの映画。ファンの中でもかなりガッカリの映画みたい。キャスティングは面白いんだけど、俳優同士のケミストリーがあんまりないって言ったらフィービーがえらく同意して、完全にスイッチオン。映画についてえらく二人で語ったのが先週の話。

話は日本の映画に移り、何年か前は日本の映画がすごく面白かったと、日本の映画に関してもオレより全然詳しいから、オレがついていくので精一杯。日本映画には他の国では真似できない独特のユーモアがあってそれが凄い面白かったのに、なんで最近はリメイクだの、マンガが原作だのばっかりで、オリジナルの映画をもっと作って鍛えないと、もう日本の映画はほとんど終わってると言われてしまった。例えばノルウェーの森とかも映画化したけど、そーゆーのって期待してない原作ファンとかも興味本位で観に行くから客は絶対集まるんだよね。要するにある程度は金が稼げるってこと。

ボクが日本にいた時はルーキーズがめちゃ流行ってたような気がするんだけど、なんであれがいーの?ってマジで思ってて、なんかそーゆー態度を取ってたら全然モテなかった気がするw。モテる為にはそーゆーのも観なくちゃ合コンでモテないって思ってた時期もあったけど、やっぱりそれじゃダメ。

地元の浜松では、その、ルーキーズみたいなのばっかりで、ボクの観たい映画が全然上映されてなかったなー、大体面白そうな映画見つけても渋谷とかでしか上映されないとかばっかだった気がする。

話は変わって今の韓国の映画はめちゃくちゃ頑張ってるみたいで、ハリウッドが韓国の映画監督にオファーを何個か出してるらしい。(ノルウェーの森の監督も韓国人だったけか?)それをフィービーがめちゃくちゃ楽しみにしていた。最近は韓国の女優がハリウッドの俳優と競演して友達になって、ハリウッドの俳優が韓国に遊びに来てることがあったとか。数年前じゃあり得ないって言ってたな。

映画ファンとしては、自分の国の映画が盛り上がってて、ハリウッドの方からオファーが来るっていうのは、やっぱり誇らしいよね。わざわざ自分からハリウッドに売り込みに行かなくても、いい演技してれば向こうから来るんだもん。後は英語とかうんぬんどれだけ自分がチャンスを掴む準備ができてるか。

日本の面白い映画ってボクのイメージだと、低予算だけど、監督が好きなように作ってる映画で、大体メジャーになるとコマーシャルとかパブリックイメージとかが絡んでつまんなくなるイメージ。あくまでもボクのイメージだけど。韓国のクラウドには、そーいったパーソナルで低予算(とは限らないけど)の良い映画の方が人気で、何回も上映されるらしい。結果、お金が回って次の作品に繋がってってなって盛り上がっていくんだろうね。

ボクが指摘されてドキってしたことは、日本はクラウドがついて来ていないと、せっかく面白い映画作っても、お客さんがついていけてなかったら、次の映画の予算も作れないし、宣伝もできない。DVDレンタルだけじゃ映画は育たねーと、嫁さんは言ってました。考えてみれば、日本と韓国の客層でここまで差がついていると思うと結構ぞっとする。もちろん、フィービーの住んでた街はソウル、東京とそんな変わらない街に住んでたから、浜松とは比べるべきじゃないと思うけど。でも話の合う人がなかなかいなくて、ストレスだったなー。オレの行動範囲が狭かったのだけかな?

でも漫画はすげーって褒めてたw。考えてみたら、やっぱり日本は漫画大国だよね、週間だの月刊だので一体何冊出てんだろうね、そんな国ないよね。

ってことで、なんかだらだらと書いたけど、なんとかこの日に話したことをシェアしたかったのと、残したかったから、忘れる前に書き留めなきゃと思ってたんで、多分文脈はめちゃくちゃだけど、この時の熱が伝わればオッケー。これを読んでこの日のことを思い出せればオッケー。かなりボクの偏見が入ってると思うけど、それはそれでオッケー。いい嫁もらったな。

今年でバンクーバーも4年目を迎えるから日本語が多少下手でもオッケーw
今年一発目は映画ギークから観察した日本と韓国のクラウドの格差。結構格差あるかも??今年はもっともっと熱くいきたい。パッションって日本にいた時は恥ずかしく聞こえたけど、やっぱりパッションのある人ってかっこいい。

チャオ。

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